不動産の無料査定でのトラブルを避けるための知識!

皆さん、こんにちは。

カナリアペイントです。

日ごろから、ブログを見ていただいてありがとうございます。

さて、本日もタイトルにもある通り

「不動産の無料査定でのトラブルを避けるための知識!」

ということで紹介していきます。

まず、無料査定というと無料なのでお得と思われていますが、実はすべてが無料なのではなく不動産の価格のを調べるには、有料の「鑑定」と無料の「査定」があります。

有料の場合は、国家資格の

「不動産鑑定士」

がエリアの環境にやさしいさまざまな条件を分析したうえで、

「不動産鑑定評価基準」に基づいて厳密な不動産の算出を行います。

<不動産鑑定評価基準の表>

ちなみにのちなみに有料の場合の鑑定は20万~30万円です。

これを高いと思うかはあなた次第。

一方、不動産の売却を前提としているのならば無料で不動産査定サービスを依頼できちゃいます。

査定するのは、先ほどのような「鑑定士」ではないのですが、不動産会社の担当者で

  • 物件の築年数
  • 駅からの距離
  • 周辺の環境

などから不動産の金額を査定します。

これは、先ほどの「鑑定士」の不動産鑑定評価基準などの共通ルールがないため不動産業者との話し合いによってはいい方向で話を進めていくことができます。

*ただし、依頼は不動産の売却を前提とした売主のみしか相談できません。

でも、どうして「不動産査定」は無料でできるのか?

その理由は・・・

→仲介手数料は売却が成立したときのみ請求権が生じるためです。

これを成功報酬といいます。

不動産を売る際は、不動産会社を通して売買をするのが一般的となります。不動産に限らず、モノを売るには「いくらで売るか」を最初に決めなければなりませんが、売り出し価格を決める参考とするために査定によって販売可能額を知る必要があるのです。

不動産会社が不動産売買の仲介をおこなうためには、不動産の売主と接点をもつために、積極的に査定に関わることが必要です。不動産査定は、不動産会社が仲介に関わるために、「弊社だったらいくらで売却できますよ」と、売り手へアピールする営業活動であるといえます。

不動産査定の場合、査定は誰が行っても良い・不動産価格の算出にルールがないといった点はあるものの、無料なので何社にも依頼できるというメリットもあります。無料査定の注意点を事前に知って、トラブルに巻き込まれずに上手に活用するとよいでしょう。

ここで

「不動産の無料査定で多いトラブルパターン」

を紹介しておきます。

このように、事例を知っておくことで対策できるから必見です。

たくさんあるのですが、ここでは2つ紹介しますね!

1,営業電話

→なぜかというと

最も多いトラブルは、不動産会社からの営業電話が多くかかってくることがあげられます。

無料査定を依頼する際、物件情報とあわせて、連絡先や名前など個人情報も入力するので、不動産会社から営業電話を受ける機会が増えます

無料査定サービスは、不動産会社がお客様と繋がるための営業活動手段でもあります。不動産会社としては、やはり売却依頼を正式に受けて、売却成功後の報酬を獲得したいと考えています。

そのため、なかには営業熱心すぎて節度を越え、繰り返し電話をかける不動産会社もいます。トラブルに発展しそうな場合は、そういう営業電話には注意が必要です。

次に・・・

2.極端に高額な査定金額を提示される

→高い価格につられて媒介契約を結ぶと、なかなか売れず、結果として値下げすることになり、時間がかかった上に当初予定していた金額で売却できないということになりかねません。もし相場より高い査定額を元に買い替えを計画した場合、実際の売却価格と大きなズレが生じると、期待していた頭金を確保できない、住宅ローンが組めないなどのトラブルに発展します

相場よりも極端に高い査定額を提示された場合は、契約を結ばないように注意しましょう。

このような

<不動産の無料査定でのトラブルを回避するための策とは?>

1.営業担当者の対応がよいかどうか判断する。

→無料査定の後、執拗に営業電話がかかってきたり、査定内容について説明が不十分だと感じたりした場合は売却に関する相談を控え、他の不動産会社と比較検討する時間を設けましょう。

加えて、不動産売却には3ヶ月〜6ヶ月以上かかります。決して短くはない期間を営業担当者と、二人三脚で売却活動をおこなっていくと考えると、営業担当者の見極めは非常に重要です。こちらの疑問に真摯に答えてくれない、売却活動プランが曖昧、話をしていて不信感を持つなどの特性がある営業担当者には、査定後のやり取りを控えたほうが良いでしょう。

営業担当者の対応見極めが難しい場合は、以下の事例を参考にしてください。

  • いくつかの不動産会社の営業担当者へ同じ質問をし、どんな回答がくるか比較する
  • 売却に関する不安や悩みを相談した際、親身に答えてくれるかを比較する

査定結果を受け取ったら、不動産会社の営業担当者へ、提示された査定額の根拠や仲介を依頼した場合の売却プランなど、気になる点を確認しましょう。ポイントは同じ内容の質問をすることです。回答の内容や、質問した時の対応の違いで自分にあった営業担当者を見極めることができます。

2.査定額の根拠を確認する。

→不動産の無料査定でトラブルとなる要因として、査定時の不動産価格と売却時の価格が異なることがあげられます。査定価格が他不動産会社の査定額よりも高いというだけで取引する不動産会社を選ぶと、売却を進める中でトラブルが発展するケースもあります。トラブルを回避するためには、査定額の根拠を確認することが重要です。

査定額の根拠を確認するためには3つ方法があります。

  • 査定額が算出された後には、必ず不動産会社に価格の根拠を確認する
  • 所有する不動産の相場価格を把握する
  • 複数の不動産会社から査定見積もりを得る

このようなポイントを押さえてしっかり不動産の無料査定をうまく活用していきましょう!

本日の記事はここまで。

また次回の投稿でお会いしましょう!