意外と知らない不動産知識!インスペクション制度とは何か簡単に解説!

皆さんこんにちは

カナリアペイントです。

さて、今日のテーマはタイトルにもある通り

「意外と知らない不動産知識!インスペクション制度とは何か簡単に解説!」

ということで簡単に解説していきたいと思います。

まず、用語の解説からしていきますね。

§インスペクション制度とは

→高く早く不動産を売るために必要な調査のこと。

この制度は国が細かく定めています。

まず、このインスペクションについて簡単にお話していくと

宅地建物取引業法に規定されていて

1.国の定めた既存住宅状況調査方法基準に従って行う調査のこと

2.既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士が行うこと

3.不動産会社はインスペクションの説明や専門家のあっせんを行うこと

4.インスペクションの実施については買主や売主の義務ではないということ

でも、皆さんこのインスペクションという言葉あまり聞いたことないんじゃないかなぁと思います。( ;∀;)

でも、いい方を変えればすごくなじみのあるものなんです!

というのは、

ホームインスペクション

とか

住宅診断

って聞いたことありませんか?

このように建物の状況調査のサービスのことを言うんです!

このように建物を事前の調査しておけば、不動産の価値がわかり不動産売却などにスムーズにつなげていけるというわけです。

なので、スムーズに取引を行う上で知っておいてほしいというわけです!

ここまでが簡単なインスペクションについての説明でした!

でも、これだけだとなんか寂しいのでインスペクション制度によるメリットとデメリットについても話していこうかと思います!

それでは、まずはメリットから!

〇メリットについて〇

1.買主が安心するので早く売ることができること

→理由としては、インスペクションに合格している物件であれば、買主が安心して購入することができるためです。

実際のアンケート調査でも証明されています!

これを見てもらってわかる通り

インスペクションを実施すると、

「自宅の売却が希望価格で売れた」

「買手が早く見つかり売却がスムーズにできた」

といった回答が上位を占めていることがわかります。

2.売主が安心して売却できること

→上記アンケートの中でも、

「建物の状況がわかったので安心して売却できた」

という結果があるのがわかります。

契約不適合責任が課せられたことにより、売主の負担が増えましたが、インスペクションを行うことによって安心感を得られることはメリットです。
インスペクションを実施しておけば、売買契約書に建物の状況を明記することができますので、建物に関して契約不適合責任を負う心配が減ります。

インスペクションは、売主と買主の双方に安心感を与えるという効果があるのです。

3.瑕疵担保保険加入要件の1つをクリアすることができること。

→まず、瑕疵担保保険には無条件に加入可能かといわれるとそういうことではなく、インスペクション合格が前提となります。

そもそも、瑕疵担保保険とは何かについて説明しますね!

§瑕疵担保保険とは

→売却後、物件に瑕疵が発見された場合、その補修費用の一部を保険料によってまかなうことができる保険のこと。

次に、インスペクション制度のデメリットについて説明しますね!

✕デメリットについて✕

→まず、デメリットを簡単に言うと以下3点かと思います。

1.費用と調査期間が発生すること。

→インスペクション制度は2018年4月から行われていますが、あまり知られていません。

なぜ、知られていないのかというと売却するのに余計なお金はかけたくないという方が多いからなんです。

また、インスペクションは依頼から報告書の受領まで2週間くらい必要とするのですぐに売却したい人には不向きのようです。

2.値引きされる可能性があること。

→インスペクション制度は、建物の診断をするということなので価値が低いと判断されれば物件の見方が変わってきてしまうのでやりたくないという人がいるのも事実です。

無料診断もありますが、基本調査費や値引が行われる

3.修繕費が発生される可能性があること。

→インスペクションの調査で修繕が必要となった部分には修繕費がかかります。修繕は必須ではありませんが、しなければ値引き対象となります。インスペクションを行ったがゆえに、修繕費用や値引きが発生してしまうこともあるのです。
しかし、契約不適合責任のトラブルを避けるために、修繕費用が発生してもインスペクションの実施をおすすめします。

ということで、今回の投稿はここまで!

また皆さんと次回またお会いできることをお待ちしております!

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